アニメ研究①地獄の世界を描いた海外の神アニメーション「ハズビンホテル」が素晴らしすぎる件

みなさんおはこんばんにちは。

ぬいです。

今日は！！！

自分が前々から大好きなアニメーションについて書いていこうと思います。

その名も・・・

「ハズビンホテル」！！！

知る人ぞ知る、最近有名になりつつある、海外の神アニメーションです。

私がこのアニメを知ったのが、ニコ●コ動画。

海外アニメが好きなので検索していたら、偶然見つけてしまったのでありました。

これなんか面白いのかな〜？

とあまり期待せずに観てみたら、

その世界観の素晴らしいこと！！！

すっかり魅了され、すっかりハズビン沼にはまってしまったわけでございます。

どういうアニメかざっと説明しましょう。

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物語の舞台は地獄。そこでは年々地獄の人口が増え続けていました。

その人口増加の対策のためにとった策は、年に一回、天使たちが天国からやってきて地獄の住民を殺しまくる、というもの（天使の役割って一体・・・）。

物語は、天使からの粛清から一夜開けて、住民が後片付けをしている地獄の様子から始まります。そのBGMとして、そんな地獄の状況を哀れみ、どうにかしようと苦悩している地獄のプリンセスが歌う歌が流れます。

この地獄のプリンセスの少女が、ハズビンホテルの主人公・チャーリーちゃん。
悪魔の王ルシファー（元々結構上の位の天使だったけど堕天使になった）とリリス（アダムの最初の妻。強力な悪魔で、サキュバスやインキュバスの母とも言われている）の間に生まれた娘さんです。

このチャーリーが、地獄の住民を更生させて天使の抹殺から防ごうと「ハッピーホテル」という施設を立ち上げます（そのために両親からも自立しました）。

その相棒として、バギーちゃんという親友がいます（実は恋人関係らしい。このことについては後にも触れます）。

チャーリーは、地獄生まれ地獄育ちにも関わらず、天使のような明るさ、素直さ、優しさを持っている人物として描かれます。そしてめっちゃ可愛いです。笑う時とか。歌も上手すぎるし。

このチャーリーの良さは、チャーリーの父親のルシファーが、元々天使だったことも多分由来として挙げられると思います。ですが歌う時など、たま〜に悪魔化することも（目が赤くなってギザギザの歯の口になる。この悪魔バージョンのチャーリーも好きだったりする。めっちゃかっこいい）。

そんな地獄の更生ホテルを立ち上げたはいいものの、なかなか経営不振が続くチャーリーとバギー達。

テレビ放送でミュージカル調にチャーリーの野望を地獄の民に訴えますが、それもあっさり馬鹿にされてしまいます。

しまいには、更生したと思っていたホテルの宿泊人であるエンジェルダストという地獄のポ●ノ俳優まで、チャーリー達を裏切ることに。。。

そんな「彼女」らのテレビ放送を観ながら、一人不気味に笑う男が一人。。。

彼の名前は「アラスター」。「ラジオ・デーモン」とも呼ばれており、地獄に堕とされてからすぐに地獄の猛者を次々に殺していき、それをラジオで生放送するというサイコパスっぷりで地獄の中でも有名な鹿の悪魔です。

アラスターの生前は、ラジオ番組の人気司会者だったみたいです。姿もメガネで超真面目そうで優しそうで気弱そうなイメージですが、連続殺人犯でした。そりゃ地獄堕ちるわな。

あと、「ハッピーホテル」を「ハズビンホテル 」と勝手に名付けたのは彼です。物語の中で最も重要なキーパーソンの一人であり、超絶的な人気を誇る強キャラになってます。

個人的な話ですが、私もコイツ大好きすぎて、一時期マジでアラスターのことばかり考えていました。めっちゃかっこいいし強そうだしサイコパスだし歌上手いしかわいいし。最高すぎるキャラです。どうしてくれるんだ。現実をもっっとまともに生きてリア充したいんだよアタイは。

話がだいぶそれましたが、このアラスターがハズビンホテルを手助けしてあげる、というのでした。

ただ、彼は善意や慈悲からではなく、「そーゆー頑張ってんのが転落していく様を見たいんだよねーーwww」みたいな想いからなんですけどね。本当良い性格してますよね。

バギーだけはアラスターを警戒し「とっとと帰れ」と追い出そうとするのですが、チャーリーは彼を条件付きで受け入れようとします。

で、彼なりのホテルの手伝いなのか、知り合いの悪魔を追加したりします。アラスターもチャーリー同様いきなり歌い出したりするんですが、蜘蛛の悪魔のおじちゃんに邪魔されたりと、色々あり。

そして最後のシーンでは、アラスターを先頭に皆でハズビンホテルに帰っていく様子が描かれて、ひとまず終了となっています。。

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以上が、ハズビンホテル 本編として知られている内容になります。

ですが、スピンオフ作品やキャラソンもあったり、サイトでキャラクターのプロフィールが紹介されているなど、ハズビンホテルの濃すぎる世界観は、様々に展開されています。個人的には、続編が出てくれると嬉しいです。

ハズビンホテル のすごいところはたくさんあるのですが（インディーズアニメのところもすごすぎ）、自分が特に挙げておきたいのが「ジェンダー」についてです。

実は主人公のチャーリーはバイセクシャルで、バギーはレズビアンだそうです。また、アラスターはアセクシャルで、エンジェルダストはゲイという設定があるようです。

そういった描写が普通にあるのが、このハズビンホテルの好きなところでもあり、今の時代をよく捉えているなあと思っています（今の時代でなくてもLGBTはいたのですが、それがようやく認められてきたのが今の時代だという意味です）。

ニコ●コ動画でハズビンホテル を観た時は、英語を翻訳できる神会員の人が日本語訳をコメントしていたので観られましたが、最近ではYoutubeでも翻訳や吹き替えも出てきているようです。英語で理解できない思っていた人でも、楽しめるのではないでしょうか。

様々な伏線や裏設定が散りばめられているハズビンホテル。今後、この物語にどんな進展が起こるのか、目が離せません！！！

以上！

ぬいでした〜〜〜