ゴスロリを着なくてもゴシックロリィタ気分を楽しみたい!①~池田理代子先生のベルサイユのばらを読んでみた~
皆さま、ごきげんうるわしゅう。
2025年のハロウィンはどうでしたか?
私は家族で多分最初で最後になるであろう大阪旅行をして、ずぶ濡れでUSJに行ってきてスリザリン生の恰好をして楽しんだり(ハリポタ歴20年くらいだけど実は初めだったからやっと夢がかなった)、クリエイトオブフェアーやチャッキーのアトラクションで絶叫したりしました。正直、クリエイトオブフェアーはめっちゃ好きな世界観でした。造形物とかもバキバキに目をかっぴらいて見たんですが、恐ろしく美しかった。多分もう二度と入らないでしょう(笑)
さて、最近我輩は断捨離をしておりまして、買ってから積読している本を次々に読んでいるのですが、今回池田理代子先生による漫画「ベルサイユのばら」いわゆるベルばらを今さら読んでみることにしました。
あと、普段田舎に住んでいるせいか、あまりゴスロリを楽しめないため、せめて気分だけは優雅になろうと思って読んだのもあります。あと最近アニメで映画化もしましたよね。観てないですけど。
私はベルばらに興味はありつつ、本編の内容はあまり知らなかったため、新鮮な気持ちで読み進められました。
徐々に壮大なフランス革命の嵐が吹き荒れる様が面白く、美麗な絵で描き出される、オスカルの性別を超越した格好良さ、身分は違えどオスカルの幼馴染で彼女を最後まで陰で支えるアンドレのけなげさ(あたいの推しキャラ)、運命に翻弄され愛と贅沢に溺れた悲劇の女王マリー・アントワネット(以下マリー)の気高さ、マリーの秘密の恋の相手でオスカルの初恋の人でもあった凛々しい紳士フェルゼンなど、キャラクター達の魅力がそれぞれに際立っていて、とても読みごたえ抜群でした。
池田先生によると、
・楽しく美しいものが大好きで愛情深くもありながら、税金を使い果たしフランス革命に巻き込まれ、最期は断頭台に消えたことで有名な女王マリーアントワネットは赤い薔薇(花言葉は、愛情、情熱、美、あなたを愛しています、熱烈な恋、私を射止めて、ロマンス)
・マリーを護衛する男装の麗人のオスカルは白い薔薇(花言葉は純潔・純真、尊敬、相思相愛、私はあなたにふさわしい、約束を守る、あなたの色に染まる)
・オスカルを慕う優しく働き者の少女ロザリーはピンクの薔薇(花言葉は感謝、上品、しとやか、温かい心、気品、感銘)
・ロザリーとは姉妹として育ち、庶民から貴族にのしあがり、有名な首飾り事件では暗躍した野心家のジャンヌは黒い薔薇(花言葉は永遠の愛、決して滅びることのない愛、永遠、憎しみ、恨み、死ぬまで憎みます、あなたはあくまで私のもの)、
・マリーと親しくしながらも彼女を欲望のままに操ったポリニャック夫人は黄色い薔薇(花言葉は友情、友愛、幸福、喜び、平和、感謝、献身、思いやり、温かさ、魅力、優雅、嫉妬、薄らぐ愛)
をイメージしているそうです。
マリーは母親で女帝のマリア・テレジアの計画により、14歳の若さでオーストラリアからフランス王室へ、政略結婚のために送られました。結婚相手のルイ16世ですが、質素で華がなく、あまり格好いいとは言えない男性だったそう。錠前作りが大好きな、今でいうオタク系に近かったのではと思います。
マリーは最初は可愛らしく憎めない感じだったのですが、だんだんと贅沢にはまっていき、後先考えない、思慮の浅さが目立っていき、国民に愛される女王から、国民に憎まれる女王へと世論が変わっていってしまって・・・
その中で、それでもオスカルが必死にマリーを守ったり、フェルゼンが不倫の関係とはわかりながらもマリーを愛し心のよりどころとなってくれたりと、マリーの周りの人間模様が面白かったです。
また、我輩の推しのアンドレがとにかくけなげで良かった。一番カッコいい人はこの人じゃないのか、と思ったりもします。でもそんなアンドレを背後に、女性でありながらマリーアントワネットの護衛軍を率いるオスカルのあまりのカッコよさも負けません。やっぱりオスカルは女性の憧れですね。。男よりも凛々しく、女よりも美しく、オスカルをみてると、なんか性別などどうでもよくなってしまいます。この漫画の連載当時、このオスカルという人間像は少し異質だったのではないでしょうか。それでも当時の読者を熱狂させてしまったのは、池田理代子さんはさすがですね。
実際に、オスカルやその他の色々なキャラクターは実在の人物ではないことも多く、単純に史実に忠実にフランス革命におけるマリーアントワネットの悲劇を描きたかった場合では、生み出す必要もなかったかもしれません。しかし、読んだ今考えると、オスカルをはじめとするキャラクターがこの世に産まれなかったら、、、こんなに寂しいことはありません。彼ら・彼女らがいたからこそ、このフランス革命という歴史のドラマ性をより引き出せられたのかもしれません。
今は、ベルばらが面白かったのでマリーアントワネットの伝記を読んでいます。漫画との違いもわかりますし、あの話だ!とわかった時に嬉しくなります。また、マリーはファッションリーダーでもありました。この頃の服が私は好きなので、服のデザインも漫画を読んでて勉強になりました。
まとめると、とにかく、ベルばらは世間の言う通り面白かったという感想です。ちょっと最後の方は話が入り組んでいきますが、最後までロマンチックで劇的で好きでした。ゴスロリさんでも、じゃなくても、人生に一度は読んでみる価値はあるとは思います。昔の漫画なので人それぞれの感想があるでしょうが、読み応えがある美しい漫画が読みたい方は、ぜひ。
ではごめんあそばせ。
